銀座 焼きあご塩らー麺 たかはし 「焼きあご塩らー麺」

銀座の『焼きあご塩らー麺 たかはし』にて、「焼きあご塩らー麺」を食べて来ました( ^o^)ノ。

銀座でお仕事だったこの日、どこで食事を摂ろうか、スマホで色々探したのですが、どう言うわけか、スマホの情報では営業しているはずのお店が二軒連続で営業しておらず、情報がいい加減なのか、それともコロナ禍の影響からまだ抜け出せていなくて、通常の営業状態に戻っていないのか…。

兎にも角にも無駄足を連続で踏んで、少々イライラしながら三軒目のお店で、ようやく営業中のお店に出会えました( ^o^)ノ。
それがこちら『たかはし』さんで、近づいてすぐに分かった、人だかり…物凄い待ち客です(^^;。

 

内心、うわぁぁぁ…と思いつつも、またこれからお店を探すのも大変だなぁ…と思い、待ち時間を覚悟で食券を購入することにしました。

しかし、前のお客さんが、アジア系の方なので、日本人かと思っていたら、どうも海外からの観光客らしいです。
いろいろと話しながら食券を購入しようとしていますが、なかなか上手く購入することが出来ません。

最終的には購入出来たのですが、お釣りをどうやって出したら良いか分からないようで、ちょっと助け船。

片言の英語で、「終わりました？」と聞いたら、物凄い流ちょうな英語で「終わったのですが、次に何をしたら良いのか分かりません」、的なことを言われたので、「ここを押すと精算されます」、と伝えてお釣りボタンを押しました。

お札と小銭が出て来て、感謝されつつ、列の最後尾へ。
私も食券を購入して、その観光客の後ろに並び、何気なく「中国からいらっしゃったんですか？」と聞いたら、「いいえ、香港からです」、と。

思わず「？？？」となりましたが、やっぱり香港の人って、香港人であることにアイデンティティーがあるんですね…(^^;。

とまぁそんなこんなで、少し並んでで、ようやく店内へ。

店内はL字のカウンターで、非常に清潔感があります。

 

席に着くと、すぐに蕎麦猪口のような器を出されました。

 

なんだろう…と思ったら、なんと、待つ間に、焼きアゴの出汁を出してくれるのだそうです。
それくらい、出汁に自信があるんだろうなぁ…とビックリしました(^^;。

んで、そこからさらに7～8分待って、ようやくラーメンが差し出されました( ^o^)ノ。

 

個人的には、てっきり透き通った淡麗なスープなのかと思っていたのですが、意外なほど濁ったスープで、鶏の胸肉と豚のダブルチャーシューに彩りの青ネギ…でも、全体としては、茶色いラーメンです( ^o^)ノ。

 

早速箸を取って食べてみるのですが、モッチリ感の強い縮れ麺で、スープの乗りも良く、後を引く美味しさです( ^o^)ノ。
よぉ～く味わっていると、スープの美味しさはもちろんですが、麺の美味しさがジュンジュンと滲み出してきます( ^o^)ノ。

スープの表面には焼きアゴの粉末でしょうか、香ばしい風味の粉が浮いていて、それが麺に絡んだり、スープを飲むと一緒に口に入ってきて、豚骨の強い味わいに、魚の風味が足されます( ^o^)ノ。

個人的には非常に美味しかったのですが、ただ、ちょっと “焼きあご” を、前面に出しすぎていないかなぁ…とも思いました。
言ってしまえばコゲの風味がしっかりと感じられて、これが香ばしいと感じるか、苦いと感じるかで、評価の分かれる味だと思いました。

また、鼻腔に残る風味は強いのですが、スープの味自体は豚骨や鶏ガラがメインで、味としての “焼きあご” は淡く漂っている感じで、塩味にしてこれなので、醤油味にしたら、醤油のコクも相まって、全部の味わいが迷子になってしまわないかな、とも思いました。

まぁ、私のバカ舌がなに高説打ってンだよ、と言うことなんですが(^^;、正直、長年の付き合いから確信できるのですが、うちのカミさんは苦手なんだろうなぁ…と思いました(^^;。

万人に受ける味というのは不可能で、ならば好きだと言ってくれる人の為に、その味を追求するのは当たり前で、それも味のあり方だと思います。
個人的にその行動には好意が持てるのですが、珍しく、私は美味しいと思ったのですが、カミさんは連れてこない方が良いな…と、はっきり思ったのは、珍しいことだと思いました…(^^;。