親友から、寒鰤をもらった
小学校来の親友から、今年も寒鰤をもらいました( ^o^)ノ。
彼とは小学校の頃からの付き合いで、本格的に友達になったのは中学に上がってからだったのですが、お互いに地元を離れなかったため、今でも偶に顔を合わす仲です。
と言うか、彼の方は、奥様と一緒にいろいろなところに行くことが多く、いつもお土産などをもらってばかりで、なかなか返すことが出来ない自分は、いつも恐縮しきりです。
そんな彼ですが、海運関係の職に就いている手前、船乗りとも知り合いが多いようで、その中で、寒鰤が手に入るらしく、10年ほど前から、年末になると、送ってくれるようになりました。
去年は不漁と言うこともあって、一時中断していたのですが、今年はバッチリと届きました( ^o^)ノ。
その日は外に出ていたのですが、帰宅してみたら、1m程もある発泡スチロールのトロ箱が玄関に置いてあり、見た瞬間、「あ、来たなっ!」と思いました( ^o^)ノ。
いろいろとあったので、実際に捌くのは夜になってからだったのですが、開けてみると、65cm程の大きな寒鰤が、ゴロンと横たわっていました( ^o^)ノ。
早速台所に上げて、ビニール袋を開けてみたのですが、やっぱデカイですね…(^^;。
これだけ大きいと、うろこを落とすのも、結構大変です…(^^;。
ちなみに、この日のために、予め、家にあった出刃と柳刃包丁を、近所の研ぎ屋さんに出して、研いでもらい、更に柄も新しいモノに付け替えてもらっていました(^^;。
前は柄を止めるのに水牛の角を使っていたのですが、今回は汎用のプラスティックにしてしまいましたが(^^;。
そんな出刃を使って、まずはエラを取り外し、一緒に内臓も抜きます。
実際のエラと内臓がこんな感じ。
ちょっとグロいように見えるかも知れませんが、これも食育と思って、今回はそのまま掲載します(^^;。
ちなみに、エラも内臓も、処理して後日、余さず頂きます( ^o^)ノ。
次に、頭を落とします。
んで、カマの部分を取り外しました。
これを背中側から出刃を入れて、骨に沿って中骨まで数度に分けて削ぐように刃を入れます。
続いて、腹側からも出刃を入れて、最後、肋骨を切って半身に分けます。
両面の身を落として、三枚にしました。
残った中骨を観ると…結構頑張ったつもりですが、やっぱり刃の運びにためらいがあるので、大名おろしになってしまいました(^^;。
んで、半身の中骨と血合いを一緒に落として、背身と腹身に分けます。
内臓は、流水でよく洗って、腸や胃は切り開いて。
エラは骨から刮ぎ落として、よぉ~く血を洗い流し、最後は水に浸けて血を抜きます。
これを、2~3日、何度も何度も水を替えて行います。
ちなみに尾びれは…天日に干して、義弟にあげてひれ酒でもやってもらおうかと思っています(^^;。
皮を剥いだ身は、こんな感じ。
半分は大晦日に、義弟にあげました。
私は皮を剥ぐのが苦手で、どうしても、うまく剥げないんです…泣。
と言うわけで、時折猫の襲来を受けつつ、なんとか今年もおろすことが出来ました( ^o^)ノ。
身が美味しいのはもちろんのこと、結構、内臓が美味しいんですよね…( ^o^)ノ。
折角頂いたのですから、隅から隅まで食べきりたいじゃないですか(^^;。
方法があるなら皮も食べてみたいところですが、それが分からないので、残念ですが皮だけは、毎年廃棄しています(^^;。
そんなわけで、明日からのお正月、長く楽しむことといたします。
毎年送ってくれる親友には、感謝感謝です( ^o^)ノ。
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と言うわけで、令和4年、最後のブログの更新となります。
日を跨ぐことも何度かありましたが、基本的には、毎日更新を心がけて、なんとか1年を回すことが出来ました。
取り留めの無いことをつらつらと、徒然無く書き殴ってきましたが、もし、読んでくれている方がいらっしゃいましたら、また来年も、宜しくお願いいたします。
私も備忘録、日記のつもりで書いていますので、なにか急激な変化が無い限り、ずっと更新を続けていくと思います。
大事なお時間のホンの少しを頂いて、お目をお貸し頂ければ幸いです。
来年も、皆様に幸多かれと祈念いたしまして、令和4年は、これにて筆を置くことといたします。
令和4年 大晦日 松本晃一