荒川区町屋 宗家一条流がんこラーメン 「塩ラーメン」
町屋の『宗家一条流 がんこラーメン』にて、「塩ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
こちらのがんこラーメンは、私が “がんこラーメン” にハマるきっかけとなった、秋葉原にあった末広町店で修業した方が開いたお店で、秋葉原で食べられた、懐かしい塩ラーメン(シソ風味)が食べられるんです…( ^o^)ノ。
とは言いつつ、これまでに何度か食べに来たことはあったのですが、行動範囲が微妙に違うため、なかなか足繁く通うことが出来ませんでした…。
この日は、前日夜遅くまで働いていた手前、午前中は休みをもらっていました。
その為、比較的時間に余裕があったので、本当に久しぶりに、この町屋のがんこラーメンに行ってみたい、と思いたちました( ^o^)ノ。
お店は目抜き通りにあるので、周りにあまり駐車場が見当たらないのですが、なんとお店の裏に駐車場があったりします(^^;。
ただ、見つけたのは随分前の話だったので、今ではもう無いかも知れない…なんて思いながらハンドルを切ったところ、しっかりとまだありました( ^o^)ノ。
お店に入ると、コロナ対策でしょうか。長い暖簾で席を仕切ったカウンター席になっており、入口の右奥に食券機があります。
時期的に冷やしラーメンなるものも食べてみたかったのですが、久しぶりだったので、やはり一番思い入れのある「塩ラーメン」をチョイスしました。
食券を渡して待つこと暫し。
目の前に丼が差しだされました。
透き通った綺麗なスープに浮かぶ黄色い麺。
がんこ特有のとろけるような薄切りチャーシュー。
見た目は正に、懐かしい秋葉原のそれと同じです( ^o^)ノ。
早速箸を取って食べてみます。
まず、最初に気がつくのは、哀しいかな、麺が違うんです…。
固いコシが特徴的だった秋葉原のそれとは違い、どちらかというとモッチリ感のある麺のように思います。
しかし、それは置いておいて、食べていくと、ジンっと聞いているシソの風味、そして燐とした塩の強さが決まってきます。
この、喉がヒリつくほどの塩の感じ…それでいて、嫌いになれない、不思議な味わい…。
一気に記憶が30年前の秋葉原に飛びます(^^;。
まだ二十歳にも成っていなかった私ですが、高校の頃からパソコン通信をやっていて、草の根BBSで知り合った全国の友達と、定期的に遊び回っていました。
そんな中で知り合った友達が教えてくれた「がんこラーメン」…。
初めて食べた時は、そのあまりの塩っぱさにビックリするばかりで、とてもじゃないけど常食出来ない…と思ったのですが、秋葉原のお店の大将の人柄の良さ、奥様の気さくさ、それに惹かれて何度もお店に通ううちに、いつしか大将に顔を覚えてもらえて、そのお店を中心に、いろいろな人と出会いつつ、また当時は携帯電話なんかもなかったので連絡を取り合うことが難しかったのですが、お店の大将を通じて「**君が松本君のことを話していたよ」、とかって縁を繋いでいました。
あぁもう、二度と来ないあの青春の日々…。
もし、タイムマシンがあるのなら、すぐにでもあの頃に飛んでいきたい…。
そんな郷愁が胸を一杯にする、私にとってそんな味なんです…。
完食して、ご馳走様を伝えてお店を出ました。
あれから30年。
私は遅かったですが結婚もして、子供も出来て、その子供が今年は幼稚園を卒業して小学校に入学しました。
コロナ禍がこれほどだとは思いもしませんでしたが、あの30年前の自分が歩いてきた足跡を、まだ私は繋いでいます。
いつか途切れてしまうことは分かっていますが、ふと息子のことを思って、若い時の時間は、本当に、本当に大事にして欲しいなぁ…。
心からそう思う、そんな一幕でした…。
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あ、忘れていました!!
こちらのお店、サービスで餃子が付きます!!
こちらも美味しいので、是非( ^o^)ノ。