自家製備蓄米、如何に美味しく食べるか問題!?
自家製の「備蓄米」をどうやって消費するか…そんなお話です(^^;。
お米の値段が急騰した一昨年前。
我が家は幸運な事に、お米の生産者さんから直接新米を購入することが出来ました。
お米は玄米の状態で30kg単位で購入出来、この時は60kgほど購入しました。
購入した玄米は近所の精米所に持ち込んで、上白米に加工します。
この時、玄米なんてなかなか手に入る現状ではないので、白米は白米として消費するのはもちろんですが、逆に玄米を数kg手元に残しておいて、玄米は玄米で楽しもう、と思っていました。
事実、玄米でリゾットを作ったりして美味しく頂きました。
ちなみにこの時は、目測で凡そ3kgほど玄米として残しておきました。
それから2年が経ち、その後も生産者さんから直接お米を譲って頂き、次年は90kg、今年は120kg譲って頂いて、都度、「やっぱり足りない…来年はもう少し…」なんて思っています(^^;。
んで今年、最初の30kgは食べ切ってしまい、またもう30kgを精米しよう…とクルマに米袋を運びこもうとした時、カミさんが「このお米ってなに?」、とビニール袋に入った茶色いお米を持って来ました。
…それを見た瞬間記憶が蘇り…そう、一昨年に残しておいて消費し忘れた玄米が、そこにあったんです(^^;。
慌ててカミさんから受け取って袋を開けて鼻を突っ込むと、油がすえたような、独特の匂いがします…。
自家製の備蓄米を発見してしまった瞬間でした…(^^;。
もちろん、本当の備蓄米はきちんとした保存方法を以て保存しているので、時間が経っても美味しく食べることが出来るのでしょうが、我が家の備蓄米はそんなことはなく…正直、棚の奥にただ放置していただけ…。
正直、愕然としてしまいました…。
私にとって、よほどの事がなければお米を捨てるという選択肢は、ありえません。
この瞬間から私の頭は、このすえた匂いの玄米をどうやったら美味しく食べられるか、にフルコミットしました(^^;。
結論から言うと、この玄米は通常の白米ではなく、糠の部分を可能な限り除去するように、「無洗米」として加工する事にしました。
多分、このすえたような匂いはお米表面の糠の部分に含まれている油性分のせいだと思ったので、その糠を可能な限り除去しようと思ったんです。

そして持ち帰ったのがこちおらのお米。
見た目は非常に綺麗なお米ですが、まだ少しだけ匂いが残っています。
さて…これをどうやって食べましょうか…。
悩んだ末にたどり着いたのが、DAISOさんに力を借りる事でした(^^;。
具体的には、DAISOで買った1合用のメスティンを使ってご飯を炊く、と言う事です(^^;。
DAISOのメスティンと、DAISOの固形燃料、DAISOの五徳を使ってお米を炊いてみました(^^;。

結論から言うと、素晴らしい炊き上がりで、匂いは少しだけ残っていますが、それよりもなによりもお米の炊き上がった香りが素晴らしくて、すえた油の匂いなんか全くに気なりません( ^o^)ノ。
とくに何かお米に手を加えたと言うことはないのですが、このアトラクション的な要素を加えたこと、そして1合なら私一人で十分に食べ切れることがありがたいです( ^o^)ノ。
せっかくのお米を台無しにしてしまったのは私の責任ですし、家人に負担をかけずに、ゆっくりと食べていこうと思いました(^^;。
ちなみに炊き上げたご飯は、夜中に一人、そっと楽しんでいます(^^;。
家人が寝静まった後、一人でこっそりご飯を炊いて、冷蔵庫を物色…なにか美味しそうな残り物があったら、翌日カミさんが気が付かない程度に拝借(^^;。
また、お袋のお弁当用に買い溜めておいたふりかけも大活躍です( ^o^)ノ。

そして最後は、おこげの部分をいつもお茶漬けにするのですが、この日はDAISOさんで買った小さなチキンラーメンを砕いて、お湯をかけて頂きました…( ^o^)ノ。
ひょんなことで始まった、真夜中の「男のおままごと」(^^;。
息子が起きてくればなぁ…パパと一緒に、ちょっとしたワルイ遊びが出来るんだけどなぁ…なんて思いながら、今晩はどんな食べ方をしようかなぁ…なんて思っている、そんなワルイ遊びに興じるパパでした…(^^;。
とりあえず、自家製備蓄米、無駄にしないで美味しく食べるよう、頑張ります(^^;。