秋葉原 凱婷縁 「煮干したまり醤油ラーメン」
秋葉原の『凱婷縁』にて、「煮干したまり醤油ラーメン」を食べてきました( ^o^)ノ。
最初からぶっ込んでしまうのですが、なんと『凱婷縁』さん、今月(2024/07)の17日で閉店となってしまうそうです…。
次に入店するテナントさんも決まっているそうで…。
店主さん曰く、次のテナントを探しているところだそうで、今はいろいろと忙しく、実際に物件の話はいろいろな人を通じてしてはいるそうのですが、本格的に動き出すのはまだ先だとか…。
お店が決まったら、X(Twitter)などでも告知してくれるとのことで、また縁がつながればいいなぁ…と思っています…。
私は基本的に、食べに行ったお店などはブログなどを通じて記録しているので、実際に『凱婷縁』さんとの縁をたどってみると、初めて食べに行ったのは2020年の10月28日でした。
この頃はもうコロナで大騒ぎしていた頃で、そう思うと『凱婷縁』さんって、コロナにメチャクチャ翻弄されたお店だったんだなぁ…としみじみ思ってしまいました。
元々と言えば、私が使っていたX(Twitter)のアカウントに投稿した内容に、『凱婷縁』さんが返信をくれたのが始まりでした。
なんでも秋葉原で拉麺屋をやっている、と言うことで、元々小学生の頃から秋葉原に出入りしていて、一時期は秋葉原の某パソコンショップで働いていたこともある自分だったので、秋葉原のラーメン屋さんと知って、興味が出てお店にお邪魔したのがきっかけでした。
あの頃の『凱婷縁』さんは、八仙をモチーフにした8種類のラーメンを提供されていました。
どれもオリジナリティあるラーメンで、面白いラーメン屋さんだなぁ…と思ったのを覚えています。
ただ、場所柄、駐車場が非常に高額で、なかなか行きたくても行けない、という事情もあったのですが、裏技チックなことも教えて頂き、それから今日に至るまで、折を見てお邪魔するようになりました。
私にとって秋葉原というのは、最近でこそ色が変わってきてしまって、ちょっと外様感を感じることは否めないのですが、子供頃から青春の時期を通じて、ずっと通っていた遊び場の一つで、庭のような場所。
なので、秋葉原のラーメン屋さんというと、いつでも行ける、という思いが強くて、そんなことだからついつい足が遠のいてしまうことも多くて、気がついたら閉店していた、というお店も多くて、とんでもなく悲しい思いをしたことが何度もあります。
今回の『凱婷縁』についても、お店がなくなる前に気がついたから良かったものの、こうなる前にどうしてもっと通わなかったのか…。
私一人でお店の動向がどうこうということはないのでしょうが、思い出をもっと増やせていたら…と本気で後悔しているお店が何軒もあります。
なるべく後悔したくないなぁ…と思い、急いでこの日、『凱婷縁』さんに向かいました。
お昼時に『凱婷縁』に着いたのですが、お店は結構混んでいて、店主さんも忙しそうです。
とりあえず何を食べようか悩んでいると、店主さんが声をかけてくれて、この日は豚まぜそばと煮干しラーメンがあるのだとか。
煮干しラーメンはまだ食べていなかったので、それをお願いして、席に着きました。
程なくして店主さんも手が空き、私のラーメンに取りかかってくれます。
なんでもたまり醤油を使ったスープを用意しているらしく、いろいろと教えてもらえました。
いつものように八仙の人形を出してくれたのですが、この日は李鉄拐。
大体毎回、李鉄拐か漢鐘離なのですが、やっぱり私に似ているからなのでしょうか…(^^;。
張果老や呂洞賓は、久しくお会いしていません(^^;。
というわけで、ラーメンが運ばれてきました( ^o^)ノ。
焼いたチャーシューがガッツリと乗ったラーメンで、青菜、白いネギともやし、茶色い椎茸。
真ん中に黒いナルトというシックなまとめ上げです!
早速箸を取って食べてみますが、もっちり感のしっかりある麺で、スープ自体の美味しさが抜群です( ^o^)ノ。
これがたまり醤油の強みか…と思うのですが、醤油独特の臭みや酸味というものがほとんどなくて、非常にコクというか旨味が強いです!
サービスで焼きトマトも頂いて、この日も丼かぶりで完食しました( ^o^)ノ。
この頃にはお客さんも捌けていて、いろいろと店主さんとお話をすることが出来たのですが、やっぱり閉店が決まっていると、寂しいことこの上ありません。
ただ、店主さんは、悔しかったり辛かったりいろいろなことはあるのでしょうが、次に向けて前向きだったのが、とても嬉しかったです。
私も、次のお店を楽しみにして、とりあえずは17日までの短い間、秋葉原にあった『凱婷縁』というお店の、思い出をなるべく積み上げていきたいと思います…。