神田小川町 金子半之助 「天丼(梅)」
神田小川町の『金子半之助』にて、「天丼(梅)」を食べて来ました( ^o^)ノ。
この日は、ほぼ10日間続いた風邪症状、ようやく床上げが出来たということで、カミさんと二人で食事に出かけました。
何を食べようか悩んだのですが、生憎いろいろなお店の定休日に重なってしまい、最終的には東京都心まで出てきてしまいました。
そこで、以前、何度も足を運んだことがあるのですがカミさんは未だに食べに来たことがないという、『金子半之助』さんにお邪魔することにしました( ^o^)ノ。
こちらは、所謂天丼のお店で、カナダから帰国したばかりの従甥の、「日本食が食べたい…」という切なる要望を聞いて成田から直行したこともあります(^^;。
お店に着くと1名ほど並び客がいましたが、食券機の前で悩んでいるようでしたので、先に食券機を使わせてもらうことにしました。
天丼は、松竹梅とあったのですが、カミさんは竹を選択。
竹には鱚の天ぷらがのっているのですが、梅はその鱚の代わりに茄子と舞茸天が乗っていたので、私は梅を選択。
お店に入るとすぐに席を用意してくれて、一番奥の2人掛けのテーブル席に通されました。
そこで食券を渡し、待つこと暫し。
テーブルには黒豆の入った湯飲みが置いてあり、そこにお茶を注ぐ形になっています。
で、お茶を注いだのですが…。
黒豆以外に、米粒も浮いてきました(^^;。
これは、糒(干飯:ほしいい)なのか、それとも単にご飯粒が器に入ってしまったのか…。
お店も非常に混んでいましたので、最終的に周りを気にして聞くことができませんでした…。
実際、どうなんでしょうね(^^;?
そんなことを気にしているうちに、天丼が運ばれてきました( ^o^)ノ。
ご飯の上に立体的に天ぷらが盛られた、見事な天丼です( ^o^)ノ。
丼の大きさの割にご飯の量が物凄くて、それを見た瞬間、カミさんが「ちょっと…こんなの食べきれないかも…」、とびびっています(^^;。
安心してください、実はこの丼、物凄い上げ底なんです(^^;。
上げ底、と言うと某コンビニなどで悪いイメージが先行していますが、実際に普通の丼にご飯を詰めて、このように天ぷらがこんもりとするように積み上げたら、ご飯自体の量はとんでもないことになります。
そこで上げ底なのですが、上げ底とは言え、しっかりとした量のご飯はありますので、別段問題ありません(^^;。
むしろ、この天ぷらを飾るように盛り付ける技術と努力が凄いです。
例えば、茄子や舞茸など、そのままでは上手く立たないような、安定性の良くない具材に対しては、なんと裏側に小さなイカや小貝柱などの具材をつっかえ棒のようにくっつけることによって、安定させているんです( ^o^)ノ。
この隠れた努力、ちょっと脱帽してしまいました(^^;。
逆に、ちょっと残念だったのがインゲン。
とてもこあいと言うか、固くて、筋張っていて噛み切れません。
これはちょっと残念でした。
しかし、しっかりタレの絡んだ、そしてからりと揚がった天ぷらに舌鼓を打っていると、そういうのも吹っ飛んでいました( ^o^)ノ。
テーブルにあるタクアンやガリなども味わいながら、綺麗に完食。
カミさんも大変美味しかったようで、大満足気でした( ^o^)ノ。
家では絶対にこういう風に揚げられないのが天ぷらで、本当に美味しい天ぷらを食べようと思ったら、絶対に外で、お店で食べるしかありません。
そういう意味では、天ぷらって、特別感のある食事だと思います( ^o^)ノ。
その特別感を存分に堪能出来た『金子半之助』さん。
カミさんを連れて行った冥利に尽きました( ^o^)ノ。