松本コウイチの徒然日記

猫日記 2021/12/30

2021/12/31
 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

令和3年12月30日 木曜日

我が家に子猫の女の子、「こむぎ」がやって来た。

「こむぎ」は、保護猫だったそうだ。
いろんな縁があって、我が家にやって来た。

我が家は、40年以上、ずっと猫が家族だった。
一番最初の猫は、私がまだ幼稚園の頃。
私を幼稚園まで送った母が帰宅する途中、ずっと着いてきた子猫。
可哀想になって母が我が家で飼うことにした。
幼稚園から帰ったら、猫が家の中にいて、物凄く驚いたことを、今でも鮮明に覚えている。

その猫が子供を生んで、その子供がまた子供を産んで。
でも、猫は多産だから、殆どがもらわれて行った。

それからというモノ、我が家は猫の縁が付いた。
猫が歳を取ったり、病気をしたりして死んでしまうと、なぜかどこからともなく猫の縁が湧いて、次の猫が来るのだ。

それは、最近まで続いていた。

しかし、3年ほど前、雌猫の一匹が死んでから、ずっと我が家には残りの1匹の猫しかいない。
全然、猫の縁が湧かない。

そこで、子猫を探していた。
いろいろあって、ジモティーというサイトで里親を探しているページがあって、そこから我孫子に住んでいる方から、猫を譲ってもらえる算段が付いた。

1週間位前、カミさんと息子を連れて、子猫とお見合いに行って来た。

今我が家にいる年老いた猫は、年老いたとは言え雄猫で、結構ワガママ。
なので、少しでもストレスがないように、と思って女の子の子猫が欲しかった。
子猫は4匹いたけど、女の子は1匹だけ。
一番のびびりと言うことだったけど、捕まえてしまえばこっちのモノ。
有無を言わさず抱っこして、久しぶりに子猫の柔らかくてつややかでしなやかな毛並みを触ったら、「あ、この子を家族にしよう」、と頭で考えるより先に腑に落ちた。

本当は、もう1匹欲しかった。
でも、我が家にはジンクスがあって、猫を3匹以上飼うと、必ず1匹は死んでしまうか家出してしまう。
我が家の猫のキャパシティは2匹までなのだ、と経験上知っていたので、断腸の思いだったけど、2匹はお断りした。
お断りをしたのは後日。本当は2匹引き取りたかった。
本当に、ギリギリまで考え抜いて、これ以上無いくらい悔しかったけど、1匹にだけにしてもらった。
多分、あの時髪の毛が大分減ってしまった。それくらい悩んだ。
大丈夫、まだ禿げてない。そう信じてる。

子猫を引き取るには条件があって、終生に渡って飼うこと、適切に飼うこと、虐待しないこと。
当たり前のことだけど、こんなことを書面にして確認を取らないといけないのか、と思うけど、実際必要なんだろう。
私には理解は出来るけど納得しがたい。
でもまぁ、これは別に当たり前のこと。

しかし、ここからは違う。
ペットケージを用意すること。
脱走防止用柵を設置すること。

正直、これが一番驚いた。
とくにペットケージは驚いた。

個人的な意見を言わせてもらえれば、ペットケージを用意してしまうと、何かあるとペットケージに逃げ込んでしまい、慣れて家族の一員になってくれるのに時間がかかる。
逃げ込める先がないくらいの方が、最初はストレスになるかも知れないけど、距離が近づく分、結果として慣れるのも早い。
さらに言うと、ペットケージは安くない。

脱走防止策は…まぁ、さもありなん。

とは言え、それが決まりなら仕方が無い。
種々の用意を約束して、その日は帰宅。

帰宅の途、大急ぎで準備を始めた。

ここでも役に立ったのがジモティー。
検索してみたら、なんと県内にペットケージを格安で譲って下さる方がすぐに見つかった。

すぐに連絡を取って、翌日、息子と一緒に取りに行った。
どこの家のかな~とクルマを徐行させながら探していたら、カラスにゴミを漁られて、それを片付けている女性が目を留めて、駆け寄ってきてくれた。
その方が、ペットケージを譲って下さる方だった。

なんでも、買うには買ったけど、大きすぎて運べず、結局新品で一度も設置することなく、すぐに人に譲ることにしたのだとか。
縁だなぁ…と思いつつ、受け取った。
…ガチで重い。
にこやかに「全然大丈夫ですよ~」と言ったけど、実は腰に来た。

事前に支払いは済ませるはずだったのだけれど、私の方の手違いで上手く支払いを済ませることが出来ず、その場でお支払いをすることになった。
しかし、私の都合にも関わらず、なんとその場で値下げまでしてくれた。

この人は神か、と思った。後光が見えた。恐縮しきり。
その後、なんとかクルマに詰め込んで、お礼を伝えつつ、運転席に乗り込んだ。

実はこの時、腰がマジで痛かった。
一瞬固まってしまったが、気がつかれないように、少し体制を整えて、座り込んだ。
再度お礼を伝えて、帰宅したが、お礼の瞬間、笑顔が引きつった。
気がついていなければ良いのだが…。
ついでに言うなら、本当に神様だったら、柏手を打って腰を治してもらうのだった…。
幸いにして、夜、風呂に入ってゆっくり伸ばしたら、朝には平常に戻っていた( ^o^)ノ。
…後光が差したおかげかな…と思った。

ちなみに安くしてもらって浮いた予算は…あれ? どこに行ったんだろう…何に使ったんだろう…。

家に帰って、ペットケージを組み立てる。
デカイ。

我が家もいろんなモノが散乱しているけど、それ以上にケージがデカイ。


早速息子が入ってる。
中で寝たいとか言ってるし。
許すわけないだろう…。

次の日、100均やホームセンターを回って、脱走防止策の部材を購入してきた。


取り敢えず、玄関はダイソーで買ったワイヤーネットを使って柵作り。

後日、ベランダ、居間の掃き出し窓にも脱走防止策を設置した。
ここで我孫子の方に連絡をして、子猫を受け入れる準備が出来たことを伝えた。

結果、30日に連れてきてくれることになった。

 

子猫が来た。

息子のテンション爆上がり。
実はそれ以上に私のテンション爆^2上がり(^^;。

いろいろな説明を受けたり、餌を頂いたり、書面を交わしたり。

ついに、子猫が我が家の一員になった。


ちなみに、子猫の名前は、「みなみ」だった。
4匹の兄弟で、東西南北から名前をとってのことだそう。

そのまま「みなみ」でも良かったのだが、やっぱり松本家の名前にしたい…と。

散々、あ~でもない、こ~でもない、と悩み、議論し、妥協もし。
結果、「こむぎ」と命名した。

子猫を譲って頂いた方が、お名前に『酒』の字があり、そこから、最初は「ワイン」にしようか、となったのだが、私以外の全会一致で却下。
カミさんが、「お酒ならビールでしょう? ビールは麦とホップと水から出来ているから…「ほっぷ」か、「むぎ」とかならいいんじゃない?」、となって、「むぎ」にまだ小さい子猫なので、「こ」を付けて「こむぎ」になった。

我が家に来た子猫は「こむぎ」と名付けられた。
きっとセカンドネームは “ヒューガルデン・ホワイト” だ。

と言うわけで、今、ケージの中で寝ているヒューガルデ…じゃなくて「こむぎ」は、まだ少し緊張しているよう。
まぁ向こう3日~1週間位は…ね。

その後は、ジャンジャン、先住猫と喧嘩して欲しい。
ちょっと前足を怪我しているみたいだけど、こんなのはすぐに治るから。
若いんだから、ドンドン攻めていって欲しい。
んで、先住猫も、これを契機に少し若返って欲しいなぁ……とも。


とりあえず今はおやすみなさい。
ついでにいらっしゃいませ。

明日からは、抱っこ抱っこで可愛がりの連続だから…今のうちに、よく寝ておいて欲しい(^^;。

…早く、布団の中で寝るようになって欲しいなぁ…( ^o^)ノ。

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