燻製スパイスでカレーを作ってみた
● 燻製したスパイスでカレーを
先日、私が作った燻製スパイス。
義弟に渡したところ、その日のうちにカレーを作ってくれました( ^o^)ノ。
その工程を撮影して送ってくれたのでご紹介(^^;。
● 実際に作ってくれました( ^o^)ノ
私が作った燻製スパイスは、ホールの白胡椒、黒胡椒、そして粉状のクミン、ターメリック、コリアンダー、そして塩です。
これらのスパイスにカイエンペッパーやコリアンダーシードなど加え、キーマカレーを作ってくれました( ^o^)ノ。
まずはタマネギ。
これは、刻むときに目に染みるのが辛くて、苦手なので最近はフードプロセッサーを使ってしまう私に対し、義弟曰く「タマネギを刻むのが好きなんです。機械でやるのはもったいない…」とのことなんですが、危ない話しでなければ良いなぁ…と、ちょっと心配になってみたり(^^;。
これに、人参、生姜、ニンニク、セロリ、そしてニラも使って全部みじん切りにしたそうです。
(なんでデニーズの皿を使っているのか不思議ですが(^^;)。
フライパンに油を敷いて熱し、コリアンダーシードから香りを出します。
そこにニラと人参を除いた野菜を放り込んで、全体が飴色になるまで炒めていきます。
次第に濃い飴色になった野菜。
ここに人参と肉を加え、さらに炒めます。
最後にニラを加えつつ、燻煙した塩にて味を調えて完成、のようです( ^o^)ノ。
途中、小憎らしく野菜スープを作る余裕なんかもあったようで(^^;。
● 完成と実食
出来上がったカレーは、子供達は少し辛いと言っていたようですが、大人としては丁度良い辛さ。
私としてはもう少し辛くても良いかな、と言った塩梅でした( ^o^)ノ。
義弟の家族で楽しんだ後、ほんの1人前ですが、クルマを出して我が家に持って来てくれました。
早速ご飯と一緒食べてみたのですが、義弟曰く、「まだスパイスが立っている」とのことでしたが、私が食べる頃には丁度良くスパイスがこなれていました。
逆に言うと、作りたての洗練なスパイスの強さは余り感じられず、極々普通に美味しい、と言った感じ。
肝心要の燻煙したスパイスの風味ですが、鼻腔に残るカレーの香りの中に、仄かにスモーキーな部分も感じられる様な気がします…が、全体としては非常に淡い感じです(^^;。
出来たてであったなら、やはりスパイスの立ちが全く違うのでしょうから、その辺の香味もしっかりしていたのかも知れませんが、こればかりは仕方有りませんね(^^;。
● で、どうなのよ…
結論から言うと、スパイスを燻製にする、と言うのはちょっとなかなか難しいモノなんだ、と言うことが分かりました。
もっと研究して試行錯誤を繰り返せば、また結果も違うのかも知れませんが、現時点では、労力の割には得るものが少ないかなぁ…と言った感じ(^^;。
対して、塩を燻煙するというのはアイディアとしては良いかと。
今回は赤キャップの普通の食卓塩を使いましたが、これがもっと燻煙しやすいタイプの塩を使えば、さらに薫香を纏わせることが出来て、燻煙した塩はカレーに留まらず、いろいろなモノに使えるのではないか、と思いました。
● 次への挑戦
とりあえず、燻製スパイスのカレーと言うのは、一定の成功は収めましたが、それは燻煙したスパイスによるモノではなく、純粋に義弟の腕による部分が99.9%ではないか、と(^^;。
また別の方法で、燻煙を利用したカレーを作る方法があると思うので、次回はそれを実行してみたいと思います(^^;。
さてさて…どうなることやら…。
せめて、労力が報われる程度には、美味しいと嬉しいですね(^^;。