渋柿で作った干し柿を食べてみた
渋柿で作った干し柿を、食べてみました。
きっかけは、義弟の一言でした。
「渋柿って、そんなに渋いんですか?」
それは非常に小馬鹿にしたような言い方で、渋柿なんて渋いだけ。日本人は緑茶などで渋さに慣れているはずで、別に無理すりゃいくらでも食べられる、そんな口調でした。
…。
それじゃぁ実際に食べてもらいましょうっ!!
と言うわけで、実際に探してみたのですが、一向に渋柿が見つかりません。
時期的に、いろいろな家の軒先にいくらでも柿がなっているのですが、いちいち呼び鈴を押して、事情を話した上で渋柿であったら分けてもらう…それも面倒で、なかなか渋柿を入手出来る機会がありませんでした。
しかし、ある道の駅で、「渋柿です」、と銘打った上で売っている渋柿がありました…( ^o^)ノ。
所謂、野生の渋柿とはまた違うのですが、これでも十二分に渋いはずです。
お値段はそこそこしたのですが、思わず購入してしまいました( ^o^)ノ。
そんなわけで、早速義弟に渡したのですが、いつまで経っても食べる気配がありません。
数日後、そろそろカチコミを掛けようかと思っていたとき、義弟から動画メールが届きました。
そこには、もだえる声とともに渋柿を食べる姿が映っていました( ^o^)ノ。
とりあえずはこれで私の溜飲は下がったのですが、問題は残った渋柿。
さて…これはどうしたものか、と思うのかも知れませんが、渋を抜けば良いだけの話です。
焼酎を買ってきて、ヘタの部分をしっかりと焼酎で湿らせてから、暗所で2週間ほど保管しました。
で、実際に食べてみたのですが…まだ渋が抜けきっていなくて、とんでもない目に遭いました…。
私とお袋で1個の半分は食べたのですが、残り半分はどうすることもできず、干して干し柿にすることにしました(^^;。
とりあえず、居間の軒先に吊るしたのですが、場合によっては近所のカラスをはじめとした野鳥に獲られてしまうかなぁ…と思っていました。
いつもそうでしたし。
しかし、今年に限って言えば、そんなことは全くありませんでした。
実は猫の寝所になっているキャットタワーがまさにこの柿を干している目線になって、いつも猫の目が合ったんですよね…(^^;。
そんなわけで、その後、渋柿は1ヶ月以上焼酎に漬けて、十分に渋が抜けをことを確認して美味しく頂きました。
そして、さらに2週間ほどして、干し柿も食べてみました。
さすがに少し怖かったので、お袋と親父に食べてもらったのですが、甘さが凝縮していて、非常に美味しかったそうです。
もっと作れば良かったのに、とまで言われてしまいました(^^;。
…う~ん。
次回は、渋柿が手に入ったら、全部干し柿にしてみますかね…(^^;。