歯を治療して、鼻をかめなくなったお話。
歯を治療して、鼻をかめなくなりました…泣。
話しは遡ること去年の末。
左の上の歯茎に、プニョプニョしたものがあることに気がつき、鏡で唇を持ち上げて観察したところ、なんか白いデキモノがありました。
何だろう…と思っていたのですが、歯茎に膿が溜まって、盛り上がっていることが分かりました。
特に痛いわけでも無いですし、なんか気持ち悪いなぁ…と思っていたのですが、数日で消えたようなので、その時はそのままに放置していました。
しかし、気がついたらまた再発していて、まぁ年末なので、年が明けたら歯医者さんに行こう…くらいにしか思っていませんでした。
年が明けてもなんやかんや言い訳を付けて歯医者に行くことをためらっていたのですが、2月の初め頃、ふとしたことから以前治療した奥歯の詰め物がとれてしまい、否応なしに歯医者に行くことに。
取り敢えずはまず詰め物の再処置をお願いしたのですが、少し虫歯になっているので削る必要があるとのことで、外れた詰め物をそのまま付けるのでは無く、一度虫歯の治療をしてから、改めて詰め物をすることになりました。
その際、歯茎の膿のことも先生に相談しました。
すると、すぐにレントゲンを撮ってくれて、私の今までの治療経過などを念入りに調べた結果、以前、神経を抜いた歯の根っこ部分で膿が溜まっていることが分かりました。
本来であれば、神経を抜いた穴を使って歯の根っこ部分に薬を入れるそうなのですが、生憎私の歯の神経の穴は、既に詰まってしまっているとのこと。
なので、本来ならば抜歯をして治療するのが一番簡単なのだそうですが、それだとまだ使える歯を抜くことになるのがもったいないということで、歯茎を切開して、横から歯の根元にアクセスして、歯の根っこの部分と病巣を一緒に除去しよう、ということになりました。
ただ、先に詰め物の処置を終わらせましょう、ということになったのですが、先生自身が予約がかなり埋まっていて、結果として詰め物の処置が終わってから、3週間ほどしてから歯の根っこの治療をすることになりました。
そして先日、その治療を行ってきました。
個人的には歯茎を切開して歯根にアクセスして、歯根を切り取る…マジで凄い手術じゃないか…と思ったのですが、先生曰く多くはないけどよくある治療法なので、あまり気負わなくて好いよ、とのこと。
取り敢えず治療台に寝て、がっつりと麻酔を掛けられました。
麻酔が完全に効くまで十分に待ってから、手術の開始です。
歯茎を切開したのは全然分からなかったのですが、歯根を切り取る動作は良く分かりました。
と言うのも、ガリガリ、ビキビキ、バキンバキン、ゴリゴリ、兎に角脳みそに響くような振動が物凄くて、嫌でも状況が想像出来てしまいます。
そんな折、鼻の奥に突然何かの液体が流れ込んできました…!
口内の治療をしているので、当然口では息が出来ません。
なので鼻で息をしているのですが、その鼻の奥に温かい液体が急に流れてきて呼吸が乱れます。
一瞬パニックになったのですが、兎に角その液体を飲み込んで…そんなことをしていたら先生が「大丈夫?」、と声を掛けてくれました。
「鼻の奥になんか液体が…」と口を開けたまま、あうあうしながら伝えたら、先生が、「えっ!?」、と。
「あ~、上顎洞に穴が開いちゃったよ…これだこれだ」、と。
なんでも、上の歯の歯根は、上顎洞にかなり近い部分にあるらしく、私のレントゲンを改めて観ると歯根が上顎洞に突き抜けているようにも見えるくらい、接近しています。
とりあえずは病気の部分を除去して、開いてしまった穴を薬剤などで塞ぎ、縫合しました。
終わってから、詳しい説明を受けたのですが、早い話が手術中に上顎洞に穴が開いてしまった、ということ。
薬剤などを詰めて穴は塞いだけど、しっかり治療をしないと、歯が原因の副鼻腔炎になる可能性があるとのこと。
兎にも角にも私の方ではどうすることも出来ないので、処方された薬をしっかり飲んで、来週抜歯の際に経過の観察を行いつつ、術後を見守っていきましょう、と。
場合によっては将来的に抜歯も選択肢に入るかも知れません、とのことでした。
とまぁそんなこんなでまだ麻酔がガチで効いているわけで、私としては痛くも痒くもないので先生の言うことをよく聞いて、自分の出来ることをしよう…と思っていたのですが、その後、看護師さんから驚愕の事実を知らされました。
「鼻はかまないで下さい、すすらないで下さい。もしどうしてもかむのであれば、ゆっくりと、そぉ~っとでお願いします」
…マジっすか!?
今、先見は花粉症勝りで、かく言う私も軽度ではありますが花粉症ですよ!?
思わず愕然としてしまったのですが、無意識で鼻をすすった瞬間、看護師さんが「それ、それがダメなんです!」、と。
思わずリアルに「マジっすか!?」と言ってしまったのですが、「気持ちは分かります。きつくて辛いのも分かります。でも、駄目なものはダメなんです。頑張って下さい、としか言えないんです」、と。
そして言われました。
「麻酔が切れたら痛みます。あと、ガッツリ腫れます。四日間くらいで改善しますが、腫れます。」
…まぁ麻酔が切れたら痛むのは当たり前だし、腫れるのも分かりますが、そんな力強く言わなくても…。
そんなわけで帰宅したのですが、ふとしたときに無意識に鼻をすすってしまうし、鼻をかむ、というよりかは鼻を押して溜まった鼻水を押し出して拭き取るくらいしか出来ません。
流石に酷いときは鼻をかむのですが、そっと息をゆっくり吹き出して、少しずつ鼻水を拭う、みたいな…。
血の塊なのか膿なのか、良く分からないものがぞろぞろ出てくるし、食事をしたとき熱いものを食べると鼻水が出ます。
おまけに、仕事中、運転中、眠くなってあくびをすると涙が出て、それが鼻に回って鼻水になります…。
鼻をすすれない、かめないというのはこれほどまでに辛いことなのか…と、心底知りました…。
従妹が「DAISOにミントの香りがする、鼻に詰める脱脂綿的なものが売っているから、それを詰めてマスクをしていれば?、と言われて納得してしまいました…。
正直、これはネタになる…と思って色々人に話したのですが、一番胸に響いたのは、
「痔瘻と一緒じゃん。口の中が痔になったわけ?」
と言う、思わず膝を打ちつつ落ち込んでしまうような的確な表現。
幸いにして、腫れに関してはそこそこ腫れはしたのですが、左半面の顔面が腫れていると言う感じで、酷い外見的な違和感はありませんでした。
痛みに関しても初日は処方されたロキソニンを飲みましたが、翌日以降は痛み自体はほぼありませんでした。

と言うわけで、手術自体はもう数日前の過去のことなのですが、現時点で地獄を味わっています…。
特に食事の際、鼻をかめないすすれてない、というのは辛いです…。
DAISOで、持ち歩く用にポケットティッシュを大人買いしまいました(^^;。
あぁ…思いっきり鼻をかんで、すっきりしたいです…いや、ホントに…泣。