松戸 インディ28 「インディカレー」
松戸の『インディ28』にて、「インディカレー」を食べて来ました( ^o^)ノ。
実は新松戸の某北海道スープカレーが美味しいと言われるお店に行こうとしたのですが、開店時間になっても開く気配が無く、常連さんらしいお客さんが次第に集まって来ました。
10分弱、遅刻してお店のシャッターを慌てて店員さんらしき人が開けていましたが、流石に興が冷めてしまい、もういいや、となって別のお店を探しました(^^;。
とは言ってもカレーを食べるつもりだったので、気分は完全にカレー。
急いでスマホを開いて、近くのカレー屋さんを探したら、小金城趾駅から歩いてすぐのところに『インディ28』と言うお店があることを知り、早速向かってみることにしました。
この小金城趾駅、旧流山電鉄のローカル駅で、松戸市民でも知っている人は少ないかも知れません(^^;。
と言うか、あそこは松戸なの? 流山じゃないの? と思ってしまうほど、流山に近い場所なんですが、私は以前自転車の自主トレでこの辺まで毎日に走り込んでいたので、ほぼほぼ地元感覚なんです(^^;。
ただ、この『インディ28』と言うお店は知りませんでした(^^;。
着いてみると、非常に…なんというか、あまり…その、流行っているような感じの外見では無く、ちょっとくたびれた感じの風貌が玄人好みというか、なんとも形容に困ってしまう感じのお店ですが、実際に入ってみると、中は意外なほどオシャレな雰囲気で、カレーとは言っても俗に言うインドカレーでは無く、かと言って日本風カレー、欧風カレー、と言う感じでもありません。
メニューを見ると、原則、お値段的にはそこそこの金額のようですが、スタンダードな「インディカレー」は比較的お安めです。
カミさんと息子も一緒でしたので、カミさんはデラックスカレーから「チキンカレー」を。息子は「お子様カレー」を注文。
私はスタンダードカレーから「インディカレー」をチョイスしました。
注文してから、結構な時間を待たされたのですが、後から分かったのは、どうも注文が入ってからカレーを仕上げているようです。
要するに、作り置きのカレーがあって、ご飯をよそったお皿にカレーを掛けてはい完成、と言うのでは無く、ベースとなるスープがあって、それを元に、注文毎にスパイスを調合して一皿一皿カレーを作っているようです。
凝っているなぁ…と思ったのですが、これが前述のインドカレーでも日本カレーでも欧風カレーでも無い、スパイスから調合したオリジナルなカレーなのだと思います。
実際に来てみると、息子の「お子様カレー」は、とろみのあるルーにココナッツミルクの効いた甘いカレーで、好き嫌いが分かれる味だとは思うのですが、息子は相当美味しかったようで、一人でほぼ完食してしまいました。
ちなみに、「お子様カレー」には、最後、アイスのサービスがあります( ^o^)ノ。
カミさんの「チキンカレー」は、デラックスだけあって、カレーに生クリーム、そしてサラダとサフランライス。
ちなみに食後にはデザートが付きます。
私の「インディカレー」は、気持ち程度に豚肉の入った、ルーそのものがメインのカレーです。
実際に食べてみると、俗に言うところのシャバシャバカレー。
非常にサラサラしているのですが、ビックリするくらいコクのあるスープで、突き抜けるようなスパイスの洗練さと、駆け抜けて後には何も残らない、さっと消えてゆく爽やかさがあります( ^o^)ノ。
そして、突き刺すような酸味かと思えば、すぐにふわっとした優しさに変わって、直後に少し苦みが広がったと思うと、スッキリ消えてゆく、何とも言えない美味しさがありました( ^o^)ノ。
この苦みが、ともすれば薬臭さのように感じられ、息子の向こうで黙ってカミさんが食べていましたが、きっとカミさんとしては、この感じが少し苦手なんだろうなぁ…と思っていたら、案の定、お店を出てから少しして、「…少し苦手」、と言っていました(^^;。
他に似たカレーを余り知らないのですが、敢えて言えば、御徒町の名店、『デリー』の様なカレーですね( ^o^)ノ。
個人的には、スパイスに一家言を持った店主のこだわりが見えるようで、非常に美味しかったです( ^o^)ノ。
メニューを見ると、普通のカレーの他にドライカレーや、スパゲティにホットサンドなんて言う物もあるようなので、なんとしてでももう一度来て、これらのメニューも食べてみたいと思いました( ^o^)ノ。
う~ん…カレーはやっぱり、奥が深いですねぇ…( ^o^)ノ。