松戸主水 はやし田 「醤油らぁ麺」
松戸は主水の『らぁ麺 はやし田』にて、「醤油らぁ麺」を食べて来ました( ^o^)ノ。
松戸は主水新田、某焼き肉店の跡地に開業した『らぁ麺 はやし田』。
事前に出店は聞いていたモノの、実際に開店してみたら連日大行列の状況で、足を運ぶに少々二の足を踏んでいました(^^;。
この日、天候が極めて悪かったこともあって、もしかしたら客足悪しく、すんなり入店出来るのではないか、なんて言う淡い期待の元、お店に向かってみたのですが、なんとか唯一1台分だけ残っていた駐車スペースに車は停められたモノの、土砂降りの雨の中を店内に飛び込んでみたら、席が空くのを待つお客さんがレジの前に屯していました(^^;。
そうは言ってもやはり天候は天候で、いつもよりかは客足が鈍かったようです。
それほど待つこともなく、カウンター席に座ることが出来ました。
注文はテーブルに備え付けられたタブレットから行うようで、我々以降の世代はそれほど苦にはならないと思いますが、我々以上の世代は、結構苦労しているようでした(^^;。
とりあえず「醤油らぁ麺」を選択します。
店内はお客さんの数も凄いですが店員さんの数も凄く、ちょっと数えただけでも10名は店員さんがいます。
どうやったら仕事を割り振れるんだろ…なんて思いながら、意外と早く丼が運ばれて来ました( ^o^)ノ。
一見すると、非常に淡麗に見えるラーメンです。
最近流行の、豚と鶏のWのチャーシュー。しかも半生です。
個人的にはこれが凄く好きなので、ラッキー、と( ^o^)ノ。
太めの穂先メンマにトッピングの煮卵。
そしてたゆる麺はストレートです。
早速箸を取って食べてみますが、第一印象の通りの麺で、硬いコシは、ボツボツと言った感じです。
スープは澄んで雑味が少ない分、醤油のコクが強く、この醤油のコクが酸味と思われる分もあるとは思いますが、ストレートの麺にしっかりと味が乗ってくるには、これくらいの強さが必要なのだと思います。
見た目以上にオイリーで、スープの表面には全面を追うほどの脂がしっかりと浮かんでおり、淡麗一辺倒でアッサリだけどそれ以上のそれ以下でもない、と言う凡百のスープとは一線を画します。
鶏などの動物系の出汁と、大きく主張しない程度の鰹や煮干しなどの魚系の出汁、そして少し弱く感じる乾物や野菜系の出汁。
全体的に、完飲させてしまう魅力的なスープに仕上がっています( ^o^)ノ。
個人的には非常に美味しかったのですが、惜しむらくは、ここ最近、淡麗系の醤油ラーメンにおいて、確かにトップクラスの美味しさだとは思うのですが、その反面、差別化が図れていないことだと思いました。
美味しいことは間違いないのですが、『はやし田』ほどの完成度を持っていないにしても、結構この手の味は、「淡麗醤油」を看板にしているお店では、其処彼処で味わえる味だと思います。
かと言って、カレー風味や激辛や、ちょっと突き抜けた特徴が欲しい、と言うわけでもないのですが、言い方を変えれば巷に溢れる味であって、そろそろこの辺の分野も、飽きが来る頃なのかなぁ…とも思います。
お店の雰囲気や店員さんの対応、客席の広さや清潔感。
そして何よりラーメン自体の完成度は、他の「淡麗醤油」系のお店と比べて頭一つ以上抜け出していると思うので、是非、長く頑張って、いつでも食べられる安心感、と言う存在になって欲しいと思いました。
…ラーメンって、難しいですね…(^^;。