新松戸 たぬきときつね 「もり蕎麦」
新松戸の『たぬきときつね』にて、「もり蕎麦」を食べて来ました( ^o^)ノ。
こちらは最近出来たお蕎麦屋さんで、松戸市の情報を発信するページをよく読んでいる義弟が先に開店を知り、食べに行ったそうです。
非常に美味しかったそうで、私も連れて行ってくれたのですが、開店当初は非常に人入りが激しく、あっという間に蕎麦も完売してしまい、その時は食べることが出来ませんでした。
それから少し時間が経って、この日は徹夜明けで爆睡していました。
しかし、よくよく考えてみたら、息子は学校でカミさんはパートが休み。
本当に何年かぶりかで夫婦二人きりであることを思いだし、慌てて飛び起きてカミさんと久しぶりのデートとしゃしゃり出ました(^^;。
どこか洒落たところで食事…なんて考えていたのですが全くのノープラン。
散々悩み抜いた末、カミさんが「最近オープンしたお蕎麦屋さんがあるよ」、と言いだし、思わず「あ、前に食べられなかったところだっ!」と思い出しました(^^;。
もしかしたらまだ物凄く混んでいるかも知れないよ、と一応は前置きして、クルマでお店に向かいました。
着いてみると並び客はなく、急いでクルマをコインパーキングに停めて、お店に向かいます。
オープン間もないお店は非常に綺麗で、なかなか小洒落ている雰囲気です。
座敷席とカウンター席があったのですが、我々は二人きりだったので、カウンター席を選択。
実際、後から後からお客さんが来たので、座敷席を遠慮したのは正解だと思いました(^^;。
席にあるメニュー表を見ると、基本は冷たいお蕎麦の3種類のみで勝負しているようです。
また、太く固い蕎麦である旨の告知もあります。
カミさんは絶対に「冷やしたぬき蕎麦」かなぁと思っていたのですが、「肉汁つけ蕎麦」も悩み所だとか。
この日は少し肌寒かったこともあり、悩むのなら絶対に食べたいと思っている証左なので、背中を押して「肉汁つけ蕎麦」を選択させました(^^;。
私は「もり蕎麦」の大盛りをチョイス( ^o^)ノ。
注文を伝えると、カウンターの中にいる男性が蕎麦を茹で始めました。
それ以外にも2名ほど女性店員さんがいて、計3名でお店を切り盛りしているようです。
正直、お店の規模としては店員さんが多いんだなぁ…と思いつつ、何気なく見ていると、どなたも一時たりとも突っ立っていることなく、その場その場でやることを見つけてチャキチャキ動いています。
はぁ…きちんとしているんだなぁ…と少し感嘆していたのですが、なかなか蕎麦が茹で上がりません。
なるほど…結構な太い蕎麦のようです。
キッチンタイマーを見ると、基本は4分の茹で時間のようです。
蕎麦が茹で上がると、冷水にとって丁寧に締めています。
それを、しっかりと巻いて笊に盛り、カウンターを回って運ばれて来ました。
思わず一目見て、「うゎ、綺麗だなぁ…」と声が出てしまったのですが、それくらい美しい盛り付けです。
本当に手が込んでいると思います。
カミさんも同様に、「肉汁つけ蕎麦」を受け取って、「きれ~」、と声を出していました(^^;。
早速箸を取って食べてみます。
非常に太い蕎麦なので、コシ、と言う噛み応えがドッシリとしています。
しっかりと火は通ってはいるのですが、少し粉っぽい感じもします。
しかし、その反面、しっかり粉の風味も感じられ、これはこれで非常に美味しいです( ^o^)ノ。
蕎麦つゆは、どちらかというと…と言うかかなり甘め。
味醂に力を入れているのか、非常に円やかな口当たりです。
甘いのですが、甘ったるい、と言うことではありません。
正直、蕎麦の強さに少しツユが負けている部分もあって、ちょん漬けで食べるよりかは、蕎麦を数本、少なめにとって、どぶ漬けで食べると美味しいと思いました。
非常に咀嚼が忙しいお蕎麦で、前述の通り太く固いため、それだけ咀嚼も多くなります。
また、蕎麦の表面がザラザラで、ツルツルで喉越しが良い、という感じではありません。
喉に詰まるような感じもするので、余計に咀嚼が必要で、満腹中枢が著しく刺激されます(^^;。
なので、見た目以上に食べ応えがあります(^^;。
最後、つゆもしっかり楽しんでからそば湯をもらい、真っ白なそば湯を堪能。
横でカミさんも完食したようで、二人揃ってご馳走様を伝えてお店を出ました。
凡百なお蕎麦屋さんは巷にいくらでもありますが、このコロナ禍にお店を出すという心意気と、それに負けないくらい個性的なお蕎麦。
これはちょっと面白いお店を見つけたなぁ…と思いつつ、帰路に着きました。
う~ん、立地条件はそれほど良いとは思えないのですが、是非とも頑張って欲しいお店だと思いました…( ^o^)ノ。