従姉からもらった豆柚で、「柚ピール」を作ってみた
従姉からもらった豆柚で、「柚ピール」を作ってみました( ^o^)ノ。
従兄がメインでやっていた流山の畑に、最近従姉がアパートを建てまして、結果として畑として使える面積が、四分の一くらいに減ってしまいました。
実際は、従兄も一人で土地全体に畑をすることは出来ずに、今ある面積に少し足したくらいの大きさの畑を楽しんでいたのですが、最近は従姉が面倒をみています。
前述の通り、畑の面積は減ってしまい、また建物の建築場所に樹などがあったため、中には処分したようですが、、それ以外は移植したものもあって、結果として、そのせいもあってさらに耕作面積は減ってしまいました。
その減ってしまった畑に、今は大根が育っていて、従姉が「採りにおいで~」と言ってくれたので、ほいほいともらいに行って来ました( ^o^)ノ。
沢山の大根を抜いている際に、残っていた柚の木に目が留まりました。
ほとんど摘果をしていないので、出来るに任せて柚子を実らせてしまったため、緑の木が黄色く見えるくらいに柚が大量に生っているのですが、如何せん、どのも柚もピンポン球くらいの大きさしかない、豆柚ばかりです。
また、葉擦れなどもあってか、モノによっては随分と不細工な柚も散見されます。
とは言っても、先日は柚子湯にするためにいくつかもらいましたし、柚は柚です。
小さいなりに香りも良く、味もしっかとりとした柚なので、今回、少しまとめてもらうことにしました。
家にあっても、少し皮を使って料理に香りを付けることくらいしか用途はないのですが、ある程度まとまった個数があれば、お菓子作りにも使えます( ^o^)ノ。
と言うわけで、今回は柚ピールを作ってみようと思いました( ^o^)ノ。
まずは、もらって来た柚を水で洗います。
写真で映っているのは、全体の半分くらいでしょうか(^^;。
これを、縦半分に切り、ジュースを絞って、残った皮をボウルに移します。
ここに、重曹と水を加えて、30分ほど漬け込みます。
絞ったジュースはこんな感じ。
兎に角種が凄いのですが、これを目の細かい網に入れて(自分はDAISOのシンク用ゴミ網を使いました)、よく絞って果汁だけにしました。
この果汁は、また後で別に使用します。
30分ほど経った柚の皮です。
この柚の皮を、スプーンを使って、内側の房皮を取り除き、更に白い綿のような部分も、出来るだけ丁寧に取り除きます。
取り除き終わったのがこれ。
ちなみに、ヘタなんかも取り除いておきました。
あ、先ほどの果汁は、果汁量の四分の一くらいの砂糖、さらに蜂蜜を適量入れて柚シロップにしました。
割って飲むと、最高です( ^o^)ノ。
非加熱なので、数日中に消費する必要がありますね(^^;。
先ほどの皮を鍋に入れ、水を投入。
そのまま火に掛け、沸騰させます。
そして、お湯を捨てて、さらに水を加え、沸騰、水を捨て、の工程を、最終的には3回ほど繰り返しました。
んで、4回目の沸騰です。
これに砂糖を100gほど加えて、煮込みます。
そのまま一晩おきました。
砂糖の入った湯で汁を捨てて、半切りだった皮をさらに半分の大きさに切り、再度水を加えて沸騰させます。
そして、また湯を捨てて、今回は、しっかりと水を切ります。
さらに皮を半分の大きさに切り、大量の砂糖を加えます。
よぉくかき混ぜながら、火に掛けると…
次第に砂糖が溶け、皮の水分も抜けてコトコトに煮るような状態に生ります。
水分が飛んで、煮汁もとろみが出て来ます。
このまま煮詰めると、飴になってしまう手前まで持って行ったら、火を止めます。
居間のテーブルにクッキングペーパーを敷いて、柚の皮を広げて並べ、乾燥させます。
最後はグラニュー糖を塗して完成です( ^o^)ノ。
正直、最後の最後で水分を飛ばす段階で、少し水分が残ってしまい、固いピールにはならなくて、半生のような状態になってしまいましたが、これはこれで美味しいので、良しとします(^^;。
結構大量に出来てしまったので、長く楽しめそうです…(^^;。
そんなわけで、自分で柚ピールを、完全に自分の思うやり方で作ってみました(^^;。
もっと、色々な人のレシピを参考にすれば、更に上手に出来たのかも知れませんが、今回は自分勝手に作ってみました(^^;。
祖父を育み、祖父の眠る、流山という土地で採れた柚で作ったお菓子です。
美味しい以上に、身に染みるモノがあります。
うん、成功とかそういう以前に、美味しく出来たので、これはこれで良いのです( ^o^)ノ。