市川 うみのいろどり 「だし麺塩」
市川の『うみのいろどり』にて、「だし麺塩」を食べて来ました( ^o^)ノ。
完全にお昼難民…と言うか、どこで何を食べて良いのか、土地勘がないために全く分からず、うろうろしているうちに駅のある中心部から離れてしまって、ふと小綺麗なお店を見つけて、飛び込んでみた次第です(^^;。
正直、どんなラーメンを出してくれるお店なのかも全く分からず、でもお店の雰囲気からすると、出汁に力を入れた端麗なラーメンを食べさせてくれるんだろうなぁ…と思い、ちょっとわくわくしながら席に着きました。
メニューを見て、うんうんと頷きながらも何を食べて良いのかすら分からず、とりあえずは今回初めてということもあって一番オーソドックスなメニューである、であろう、「だし麺塩」なるものを注文。
ちなみに「だし麺を下さい」、と頼んだら、「塩で良いですか?」、と。
正直に「初めてなので、おすすめのでお願いします」、と伝えたらニコッと笑い返してくれました。
と言うわけで、少し待つと、別皿にてラーメンの具材が出されました。
白髪ネギに太いメンマ。2種類のチャーシューです。
そして、さらに待つと、丼が差し出されました。
見ると、油が綺麗に表面に浮かぶ淡い褐色のスープに、豊かにたゆるストレート麺。
丼の白と、茶色とが織りなすコントラストに、彩りのアクセントとしてかいわれ大根がちょこんと踊ります。
とても綺麗だと、正直に思いました。
早速箸を取って頂きます( ^o^)ノ。
海産物で出汁を取ったというスープは、気取った言い方で言えば、海の豊かさを彷彿とさせる広がりある旨味で、濃すぎず、角も立たず、ふわぁ~っと味わいが抜けていくような美味しさです( ^o^)ノ。
麺はストレート麺で、かなりコシがしっかりとした、固い麺です。
途中、別皿で出された具材の皿にのっている、海苔のペーストをスープに解き放つと、小気味よい味変になるのですが、正直私は蛇足だと思いました…スープの味わいの邪魔になるような気がしました。
と言うわけで、心が濯がれるような美味しさを最後まで堪能して、ご馳走様を伝えてお店を出ました。
とても優等生な美味しさで、心底満足して満腹になったのですが、敢えて言うのであれば、優等生が過ぎるという気もします。
本当に隙のないラーメンで、個人の好みを考えればいろいろと言いたいこともあるのですが、この完成度を目の前に出されてしまうと、なにをどう解釈しようとしても、「これはこれでよい」、という風に落ち着いてしまいます。
すっごいお店だなぁ…と心底思いながら、これは女性を連れてきたいラーメン屋さんだなぁ…とも思いました…(^^;。