四谷 がんこ総本家四谷荒木町 「しそ塩」
四谷の『がんこ総本家四谷荒木町』にて、「内藤町時代のしそ塩」を食べて来ました( ^o^)ノ。
『がんこラーメン』にも歴史有りというか、今から30年くらい前、『がんこラーメン』の歴史が、色々なところで花咲いていました。
そんな中で、内藤町にてお店があった時期もありまして、実は私も、1回だけ食べに行ったことがありました…(^^;。
その頃、殆ど私は秋葉原の末広町、または本郷のお店にずっと通っていたので、内藤町に行ったのは、その一回だけだったのですが、正直、あの頃の『がんこラーメン』の味と、今の『がんこラーメン』の味は、系譜は一緒でも、大分違うモノがあります。
そんなわけで、内藤町時代の味で作るというX(Twitter)の告知を観て、あの頃の味に再会出来るのか…と思い、お店に向かいました。
開店直後と言うこともあって、そんなに並び客はいなかったのですが、いつも神保町でお目にかかる常連さんに会い、「今日は絶対に松本さんが気に入る味ですよ」、と太鼓判を押されて、ワクワクしながら列に並びました( ^o^)ノ。
程なくしてお店に入ることが出来、「しそ塩」と青唐を注文しました( ^o^)ノ。
本当は焦がしネギも欲しかったのですが、ナンでも目を離した隙に失敗してしまったそうで、この日はありませんでした…(^^;。
さらに言うと、この日の麺は「特力麺」。
これまた懐かしい麺です( ^o^)ノ。
この「特力麺」は、非常に細くて強いコシがあり、茹でるのも早ければのびるのも早いので、出されたすぐに食べないといけません(^^;。
そんなわけで、丼を受け取ったら、そっこ~食べ始めます( ^o^)ノ。
正直、食べた瞬間、「あれ!? 薄い!?」と思ってしまったのですが(^^;、それだけ、今の「がんこラーメン」に舌が毒されて(!?)いたのかも知れません(^^;。
ジックリと味わって食べると、この薄く感じる中にしっかりと旨味がじわぁ~と感じられてきて、まだ自分が若かった頃の思い出の味が、じゅんじゅんと思い起こされてきます…( ^o^)ノ。
30年前に味わっていたあの味が、ふわぁ~っと脳裏に浮かんできて、あの頃の自分が走馬灯のように蘇ります。
同時に、末広町の思い出も蘇ってきて、秋葉原で10円でも安いパーツを探してお店お店を歩き回り、PC-98をグレードアップさせていた自分…16MBのメモリを云万円出して買ったり、中古のゲームを探し回ったり…。
(正確には、私が初めて自分のお金で買ったのはPC-88FHでしたが、98シリーズはEPSONのPC-286C。これにICクリップを使ってゲームコントローラー用の信号を取り出したりしていました。その後、PC-386AR、PC486ASとノパソをメインで使い、本格的にPC-98をいじくりだしたのはPC-9821As2/U2が格安で放出されてから。HDDを乗せて、キャプチャボードを載せて、メモリを増設して、ぶいぶい言わせていました…。DOSとFILMTNHで一生使い続ける、と宣言していましたが、アメリカからGATEWAYの牛PCを直輸入して、Win3.1を経て95、SE、98、2000と、WinFMを駆使して今の11に至っています…(^^;)。
も~ヤバいくらいにいくつもの思い出が膨れあがってきてしまって、胃袋が一杯になる以上に、胸が一杯になってしまいました…。
…あの頃の自分に、今の自分なんか想像できなかったです…。
私にとって、タイムマシンのような味に再会出来た、それが出来ること自体が、私は幸せなんだなぁ…なんて、そんなところを思って、完食してお店を後にしました…。