上野 鴨to葱 「鴨らーめん」

上野の『鴨to葱』にて、「鴨らーめん」を食べて来ました( ^o^)ノ。
こちらのお店、数年前、まだアメ横のガード下にお店があった頃にお邪魔したことがあって、非常に美味しかった記憶がありました。
その後、カミさんを連れて何回か昼に食べに行こうとしたことがあったのですが、ビックリするような並び客で、都度、諦めていました。
この日は夜間作業で、解放されたのが午前4時頃。
この時点でかなりお腹が減っていたのですが、さすがにこの時間でお店を開けているところは少なく、日暮里の某24時間営業の立ち食い蕎麦のお店に行こうとしたらこちらもとんでもない並び客。
はぁ…無理かなぁ…と思っていたら、スマホの検索結果からなんと御徒町の『鴨to葱』が営業中だとか。
さすがにちょっと信じられなかったのですが、ダメ元でお店に直行。
なんと、ホントに営業中でした( ^o^)ノ。
しかし…近くにクルマを停める場所がありません。
アメ横近くにコインパーキングもあったのですが、なんとオールタイム10分700円!
さすがにこれは…と思い、昭和通りを越えてクルマを停めに行きました(^^;。
遠いところからなんとかお店まで来てみると、煌々と明かりを付けたお店はなんとほぼ満席(^^;。
どうにか空いていたカウンター席に座らせてもらえることが出来ました(^^;。
今回注文したのは「鴨らーめん」。
一番オーソドックスなメニューなのですが、やっぱり最初はこうでないと(^^;。
そんなわけで待つこと暫し。
目の前に丼が差し出されました( ^o^)ノ。
鴨のチャーシューに白髪葱、そして焼き葱。
緑のニラがちょこんと乗っていますが、これは調理中に入ってしまったのでしょう(^^;。
偶然にもこのニラが彩り的に良いアクセントになっているのですが、このニラが無かったとしたら、彩り的には寂しい茶色いだけのお姿でした(^^;。
まぁ外見は置いておいて、実際に箸を取って頂きます( ^o^)ノ。
全粒粉を使った細麺は、思わずぐっと歯を噛みしめてしまうほどしっかりとしたコシで、鴨の味わいがじゅんじゅんに溶け出したスープをほどよく引き上げてくれます( ^o^)ノ。
鴨独特の油の香りがふんわりと鼻腔をくすぐってくるのですが、正直、この奥ゆかしい鴨の風味に驚きました。
鴨を料理に使ったある人なら分かると思うのですが、鶏とは違った鴨の油の風味は、慣れていない分一種独特な感じがします。
これが好みかそうでないかは人によるかと思いますが、慣れてない、と言うことでは強すぎる風味はマイナス方向だと思います。
しかし、この鴨の脂を徹底して取り除いてしまうと鴨である意味が無くなってしまうので、この辺の分水嶺が非常に難しトコロです。
しかし、『鴨to葱』さんの “鴨の風味の残し具合” と言うが、絶妙にして最強だと思いました。
強すぎるわけでも無く、また風味が感じられないわけでも無く、じゅんじゅんとしみ出した鴨や他の具材の旨味の向こうに、奥ゆかしく鴨の風味が残っている、と言う感じで、このバランスには脱帽ものでした(^^;。
そんなわけでこの日も丼かぶり完食。
ご馳走様を伝えてお店を後にしたのですが、この時間なら、比較的食べに来やすいんだなぁ…と思いました。
これならカミさんを連れてきても良いかも知れない…なんて思いながら、夜にめっぽう弱いカミさんを、起こしてまで御徒町に連れてくる…それはそれで血を見かねない騒動になりそうだ…と思い、思いとどまったのでした…(^^;。