どんぐりで、味噌を作れるかチャレンジしてみた
どんぐりで、味噌を作れるかチャレンジしてみました( ^o^)ノ。
今年は栗を使ったお菓子を、何度か作りました。
その時、栗で味噌って作れないモノかなぁ…と、ふと思いました。
しかし、栗は高いので、実際に作ることは出来ません。
なら…と思ったのが、どんぐりでした( ^o^)ノ。
実は、その時の思いつきは、それ以来ずっと忘れてしまっていて、ほったらかしになっていました(^^;。
つい先日、そのことを思い出して、息子にどんぐりを拾ってくるようにお願いしました(^^;。
で、前の休日、息子がカミさんと一緒に、近所の山でどんぐりを拾って来てくれました( ^o^)ノ。
小ザル一杯くらいのどんぐりを拾ってきてくれたのですが、ここで思い違いが発覚。
確かに『どんぐり』、とはお願いしたのですが、私は感覚的に、「食べるためのドングリだから、当然マテバシイの実を拾ってきてくれる」、と思い込んでいたのですが、拾ってきてくれたのは椚のどんぐりだったんです…(^^;。
マテバシイなら、渋が少ないのでそのまま食べることの可能なのですが、椚のどんぐりはとんでもなく渋いんです…(^^;。
さぁ、ここからが渋との戦いになりました…(^^;。
まずは殻剥きです。
ペンチで実を割って、手で殻を剥いていきます。
剥き終わったのがこちら。
薄皮が残っていますが、この辺は無視(^^;。
これに重曹を加えます。
んで、水を張って一晩放置。
多少渋が抜けて、水が紅茶のようになりました。
ザルにあげて、軽く水洗い。
で、また重曹水に漬けて…を、朝と夜に繰り返し、3日ほど続けました。
3日目、今度は煮たのですが…思わず小豆? と思うほど、水が真っ黒になりました(^^;。
(ちなみに薄皮は、煮たら全部綺麗に剥がれてしまいました(^^;。
なので、これ以降の水の変色は、薄皮によるモノではなく、実のアクによるものになります)。
さすがにこれはヤバいと思い、何度か煮こぼしたのですが、一向に水が澄みません(^^;。
5度ほど繰り返して、さすがにいい加減に諦めて、一粒食べてみたとき、酷く渋くはないのでこれで終わることにしました(^^;。
最後にもう一回だけ、大鍋でしっかり、30分ほど煮込んだのですが、この煮汁も、まるで墨汁のようになりました(^^;。
洗って良く水を切ったどんぐりに、同じ重さの米麹と、「どんぐり + 米麹」の20%の塩を加えます。
よく混ぜて、とりあえずは完成。
密閉して保管します。
さて…これが味噌に変じるでしょうか…(^^;。
不安しかないのですが、上手くいったら、また報告いたします…(^^;。