「ZIYOULANG M88メカニカルキーボード」を、導入してみた

「M88」の導入を行ってみました( ^o^)ノ。
私は、中学生の頃に親にMSX2を購入してもらい、パソコンを始めました。
高校の頃にバイトをして、PC8801FHを購入してゲームをしまくり、次いでEPSONのPC-286C導入して本格的にパソコンの世界にのめり込みました。
高校を卒業してからNECのPC9821As2/USを購入し、これを骨の髄までしゃぶり尽くしたのですが、その際に、NECのPC98キーボードを使い続けた結果、NEC製のキーボードで無ければ身体が受け付けなくなってしまいました(^^;。
PC98を卒業して、AT互換機に鞍替えしてからも、ずっとNEC製のキーボードを使い続け、折を見て状態の良いNECキーボードを中古で購入したりしていました。
しかし数年前、次第にキーの感触や入力加減などがマンネリ化してきたというか、新しい感触を試してみたい、ということで意を決してゲーミングミーボードを導入することを決心。
散々迷い探した結果、ROYAL KLUDGEというメーカーの、「RK M75」というメカニカルキーボードにたどり着きました。
結果、これが抜群に相性が良くて、さすがにこのキーボードは安くはないので会社のキーボードまでこれにすることは出来なかったのですが、ROYAL KLUDGEのキーボードをいくつか購入して、相性が良くないものは同僚に売ったりしつつ、相性の良かったキーボードを会社でも使っています(^^;。
で、会社で使うパソコンなのですが、私は外に出ていることも多いため、ノードPCも持ち歩いています。
簡単な作業を短時間するだけであれば問題ないのですが、出先でそれなりに長時間、気合いを入れてパソコンを使うような作業になると、元々がデスクトップ機を使い込んでいる身としてはノートPCはストレス以外の何者でもありません。
そんなわけでノートPCの使いにくさにさすがにぶち切れて、最近流行のミニPCとモバイルモニタを組み合わせて簡易な持ち運び用デスクトップ機環境を作ろうとしたのですが、これも配線がウザくて頓挫。
で、最近はタブレット型のWindows機を用意して、これにBluetooth接続のキーボードとマウスで、配線の少ない簡易なデスクトップ機環境を構築しようかと考えました。
で、キーボードの選定なのですが…。
前述の、私が気に入っているROYAL KLUDGEから発売されているBluetooth接続キーボードは、結構良いお値段するんですよ…。
タブレットPCは支給なのでどうでも良いのですが、好みのキーボードが使いたい、というのは完全に私のわがまま。当然自腹です。
出来ることなら、いや、絶対に安いキーボードで無ければ困ります…。
そこで、Amazonを探索していたら、ZIYOULANGというメーカーの「M88」というキーボードを見つけました。
Bluetooth接続で、なんと5千円以下。
しかも赤軸でホットスワップ対応!
これは…地雷かも知れませんが、踏み込んでみる価値はあると思いました(^^;。
と言うわけで購入したのがこちら。
箱は、ごく普通のキーボードの箱、と言う感じですが、変なデザイン性に富んでいなくて、逆に好感が持てます(^^;。
どうも FREE WOLF と言うブランドらしいです。
…この辺の厨二病感が鼻につきますね…(^^;。
で、中身がこんな感じ。
ごく普通のWin & Macの兼用キーボード、と言う感じです。
ただよく見ると、キーの表面にヒケが結構目立ちます。
写真では見えにくいのですが、照明を斜めから当てると一目瞭然です。
これは、キーを作る際、溶けたプラスティック材料を金型に注いで冷却し、固める際に収縮の度合いによって発生するものです。
別段使用上問題があるわけではないのですが、見た目が良くありません(^^;。
また、キー自体もかなり薄く、キーの感触も軽いです。
本当に赤軸を使用しているのかなぁ…と思ってしまうようなくすんだ打鍵音なのですが、これは消音パッドを使用しているからだそうで、むしろ製品努力の結果。
ちなみにキーボードの高さを調整するチルト脚は2段階で、この辺はしっかり作っています。
なお、このキーボード、なんと有線接続が無いんです(^^;。
完全に無線特化で、有線接続をする端子が全くありません。
なので、当然充電なんかも出来ず、乾電池を使用することになります(^^;。
…外箱には「USB-C Charging」とかって書いてあるんですけどね…中華あるあるの好い加減さ、とでも言いましょうか(^^;。
と言うわけで、乾電池の用意を忘れてしまって、まだ使用はしていないのですが、大雑把に外観と、それから受ける印象を書いてみました。
総じて言うと、ところどころかなり割り切ったコストカットの痕跡は観られますが、お値段から言ってコスパは最強だと思います(^^;。
充電が出来ない以上、普段使いとして使用するにはちょっと不安がありますが、サブ機のキーボードとしては及第点以上の価値があると思います( ^o^)ノ。
…キーボード沼は、深いです…(^^;。