「発酵メンマ」を作り その4

孟宗竹からメンマを作ってみたシリーズの完結です( ^o^)ノ。
元々自分は筍が大好きで、旬が過ぎても、筍を楽しみたい、と思ったのが始まりでした。
数年前から筍をメンマにしようという考えはあって、何度か挑戦はしていたのですが、なかなか思ったようなものはが出来ませんでした。
しかし今年、ひょんなことからメンマにするには丁度良い成長具合の筍が手に入り、本格的に作ってみることにしました( ^o^)ノ。
入手した筍を切って煮て塩と米のとぎ汁に入れて発酵させて、それを乾かして…。
ここまでは終わりました。
ここからは、乾かして小さくなった筍を煮て、ふやかして、それを味付けして実際に食卓に出します。
と言うわけで、干し終わった段階の筍がこれ。
干す前の筍がこれですので、思いっきり小さくなっていますね(^^;。
これを煮ていきます。
具体的には、沸騰したら弱火で1時間ほど煮て、24時間放置。
水を取り替えて再度1時間煮て、24時間放置…を何度も繰り返して、少しづつ、乾燥した筍を元の状態に近づけていきます。
1回目、煮終わって24時間放置した状態がこれです。
少し、ふやけているように見えます(^^;。
そしてこれが3回煮て、24時間放置したところです。
大分戻ってきました。
あと少しと言ったところでしょうか(^^;。
と言うわけで5回ほど煮て、24時間放置したものがこれです。
これ以上戻すには、アルカリを使わないと難しいので、今回はここで終わりとします(^^;。
ちなみに発酵させている間、そして干している間の独特な臭い、また強い塩気は綺麗に無くなっていました( ^o^)ノ。
さぁ、味付けです( ^o^)ノ。
今回戻した筍です。
計量したところ、200gちょい、でした( ^o^)ノ。
小鍋にごま油を注ぎ、鷹の爪を加えて油に辛味を移します。
そして筍を投入。
油で乾煎りするようにして、少し筍の水分を飛ばしてやります。
そして、味醂、酒、醤油、砂糖、オイスターソース、中華スープをを加えます。
これを、水分がある程度飛ぶまで煮込みます。
ほどよく水分が飛んで、筍に味が染み込んで、メンマに変じました( ^o^)ノ。
器によって、食卓に出して頂きます!!
実際に食べてみると、味付けもほどよく、ご飯のおかずとしてはバッチリです!
しかし、味が強いので、ラーメンにのせるメンマとしてはちょっと自己主張が強すぎました(^^;。
歯応えも良くジャクジャクとして、足かけ2ヶ月の思い出が脳裏に蘇ります( ^o^)ノ。
干した筍はまだまだありますので、折に触れて、向こう1年は楽しみたいと思います( ^o^)ノ。
と言うわけで、孟宗竹を使った筍は美味く作ることが出来ました( ^o^)ノ。
今、真竹を使ったメンマも作っています(^^;。
発酵、乾燥までは終了していて、昨日から煮込み始めました。
さて…真竹のメンマは上手くいくのでしょうか…(^^;。
機会があったら、そっちも記事にしたいと思います…( ^o^)ノ。