松本コウイチの徒然日記

神保町 覆麺

2020/05/29
 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

神保町の『覆麺』にて、「虎河豚出汁のトリロジー」をコンプリートして来ました( ^o^)ノ。

第一章 虎河豚出汁の塩ラーメン

具材の素性を一番分かるのは塩ラーメンだと思います( ^o^)ノ。

今回の具材、「虎河豚」を最も味わえるのは塩ラーメンである、それは間違いない、と挑んだこの日、なんと塩の他に醤油もスタンバイされていました(^^;。

レア度から言えば、醤油を食べるべきなのですが、ここは最初の一発目。

ブレるわけにはいない、と自ら言い聞かせ、塩をチョイス( ^o^)ノ。

出汁自体の旨みはさることながら、香ばしい牛蒡の唐揚げなども香りや、スープに浸かったときの柔らかな食感など、全体的に訴えかける色彩が豊かなラーメンです( ^o^)ノ。

ただ、評価が抽象的になってしまうのは、純粋に私がトラフグと言うのものを食べ慣れていなくて、何がどうトラフグの味なのかが分からないからなのです(^^;。

第二章 虎河豚出汁の悪い奴

この日はカミさんと息子も連れ立っての『覆麺』だったのですが、正直、カミさんにも息子にも、悪い奴の醍醐味は “押しつけ” になってしまうかなぁ…と思い、クルマで待機してもらうことにし、私だけで食べに行くことにしました(^^;。

はっきり言って、悪い奴の濃い味に慣れてしまった身としては、純粋に前日の塩より、美味い指標そのものは、この悪い奴の方が高いと思います。

それくらい醤油の旨みは強烈で、誤解を恐れずに言って仕舞えば、トラフグの特徴的な部分は全部霞んでしまい、旨味、と言う部分だけが特出して高くなります( ^o^)ノ。

それが美味しいか寂しいかは人によると思いますが、塩も悪い奴も、両方食べた人間だからこそ言える感想としては、「どっちも美味いんだから問題無い」、と(^^;。

贅沢にして無責任な感想ですが、逆に塩も悪い奴も、そのどちらも食べていなかったら、「お前、どっち食べたい」?」、と聞かれて即答出来るような、出来た人間では無いです、私は…(^^;。

第三章 虎河豚出汁の冷やしまぜそば

遂に来てしまったトラフグの三部作における最終章(^^;。

2020年の5月と言う時は2度と戻って来ません。

トラフグに彩られた3日間に、有終の寿ぎを以て迎えます( ^o^)ノ。

サービスしてもらった味玉が映える冷やしまぜそばですが、このところの気温の急激な上昇に、その旨さと涼味が噛み締める顎から胃袋にかけて、きゅ〜っと染み渡ります( ^o^)ノ。

いつもの細麺ではなく、幅広のビロビロ麺が冷やしまぜそばでは使われますが、歯を跳ね返すような強い弾力のコシに、食欲が燃え上がります( ^o^)ノ。

冷たいジュレ状のスープは、塩味も香りも感じ難い状態ではありますが、ズロズロと啜る麺には盛大に絡まって来て、食べる者の手を休ませません( ^o^)ノ。

途中、レモンを絞ってかけると、尖っていたジュレの風味が一気に丸くなって、味わいが激変します。

そして香ばしい、スモーキーな香りのトリュフオイルを掛け回してからのスープ割。

ジュレ状だったスープが一気にサラリとなって、ほのかな暖かみと一緒に「今まで、こんな旨味の強いジュレだったの!?」、と瞠目するほどスープの詳細な美味さと甘みが見えてきます( ^o^)ノ。

残念なのは、この時点ではもう食べ終わりの時が近いこと。

俗に言う “ Point of No Return “ です(^^;。

一気に食べ進めて、ご馳走様、です(´・ω・`)。

と言うわけで、トラフグに彩られた3日間は、幕を閉じました。

そして、来月水無月はアンコウにとって変わります。

アンコウの美味さに、トラフグの3日間はすぐに過去のものとなるのでしょうが、今だけは、トラフグの美味き思い出に、包まれていたいと思います…( ^o^)ノ。

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