松本コウイチの徒然日記

松戸 三虎 「醤油白髪葱ラーメン」

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

松戸の『麺処 三虎』にて、「醤油白髪葱ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。

最近、ブログを読んでくれている小学生来の親友から、「食レポをお願い」、と言われて知ったお店が、こちらでした(^^;。

何でも松戸市でのことを取り上げたページで見たそうなのですが、基本的に全くの前知識無しに行ってみました。

ネットで調べてみたところ、松戸市の駅前で、私の住む東口では無く、商業施設が多い西口にあるお店らしいです。
この日はカミさんと息子も一緒で、お店の近くまで行ってみたのですが、私はすぐに見つからず、カミさんが「アレじゃない?」、と見つけてくれました。

お店の前に着くと、女性が紙を配っていて、どうも『三虎』のパンフのようです。


受け取って、すぐにお店に入ろうとすると、その女性がお店の中まで案内してくれました。

と言うのも、はっきり言って、案内されなければ入らないような、そんな穴場というか隠れ家というか、悪く言うと、薄暗く陰気で、ちょっと敷居の高そうなお店なんです(^^;。

どうも、夜はイタリアンの酒食をメインにしたレストランのようで、昼間だけ『三虎』として営業しているようです。

実際にお店に入ってみると、足元はワインのコルク栓を敷き詰めた内装になっていて、非常に凝っています。
入口も日本茶室のようなにじり口になっていて、腰をかがめないと入ることが出来ません。
また、廊下の途中も不必要にアップダウンがあって、これまた屈まないとくぐれないような場所もあります。

全体的に内装に極めて凝っている印象ですが、オシャレと呼ぶには少し凝りすぎていて、少々お客を選ぶのではないかなぁ…と疑いました。

個室に通されたのですが、二畳ほどの狭い空間に掘りごたつ様になっていて、小さなライトが一つ。


息子が「暗いよ~」と言い、カミさんも室内照明を探しましたが、他に一切の照明は無く、メニューを見るのが精一杯です。

これだけ凝っていて、また回転も悪そうな環境でラーメンを提供する、と言うのは、採算合うのかなぁ…と心配になりつつ、とりあえず息子には「醤油ラーメン」を。カミさんには「醤油焼豚麺」を。私は「醤油白髪ネギラーメン」を注文し、それと「本日の茶漬けご飯」を別に一つ注文しました。

息子とキャイキャイと話すウチにラーメンが到着しました。

見た感じは、極々一般的な醤油ラーメン然としていて、シナチクと刻みネギ、ノリに低温調理の焼豚が載っています。

カミさんの焼豚麺は、本来1枚の焼豚が4枚乗っています。

ちょっと首を傾げたのは、私の「白髪ネギラーメン」。


普通のラーメンと比べて150円ほど高いのですが、思わず目を疑ってしまうほどネギがちょっとしか載っていません。
正直、これは…と思ったのですが、特別なドレッシングが掛けてあるようで、凝ってはいるのですがちょっと納得得がたいように思えました。

と言うわけで、実際に食べてみたのですが、正直って驚くほど美味しかったです(^^;。

夜営業の片手間に提供するようなラーメンのレベルではありません。
スープのコクの深さ、アッサリとしつつ、醤油の強さに負けない出汁の強さ、そしてそれを引き立てる麺の食感と小麦の香り…これは普通に売ってもかなりウケるのではないか、と思う味わいです!
ちょっと、白髪ネギにかかっているドレッシングが、私にはラーメンに合わないような気がしましたが(^^;。

特筆は焼豚で、最近流行りの低温調理の半生なのですが、何とも言えずジューシーで、豚肉本来の肉の味わいがしっかりとした焼豚です。

ただ、カミさんは極々普通の焼豚が好きだったらしく、噛み切れ難い、半生の焼豚はお好みではないよう。
ちょっと頬を膨らませていました(^^;。
まぁ何というか、正直なところ、非常に美味しいのですが、これのどこが焼豚なのか、と言う気もします。
カタカナでチャーシューとしてくれればまだ納得も出来たのでしょうが、”焼豚”って…どこも焼いてないじゃん、と言う気には、させられます(^^;。

ラーメンも驚いたのですが、それに負けず劣らず驚いたのは、「本日の茶漬けご飯」です。


小丼ではありますが、驚くほどしっかりとした鰻丼が出て来ました(^^;。

またこれが抜群に美味しくて、最初はそのまま食べたのですが、茶漬け、と言うわけですので、途中からラーメンのスープを加えてみたら、一気に100倍美味しくなりました( ^o^)ノ。


カミさんにも一口食べてもらったのですが、思わず「美味しい!」、と(^^;。

これ、採算とれているのかよ…大赤字じゃない?、と心配してしまうほどです(^^;。



総評すると、 ラーメン自体は、お値段以上に、極めて高いレベルで驚いてしまったのですが、兎に角閉口してしまったのが懲りすぎた内装…。
まぁ確かに、元来ラーメン店ではないのですから仕方ないですね(^^;。

ラーメンを撮影しようにも周りの光量が足りずにフラッシュに頼るのですが、フラッシュを焚くと途端に美味しく見えない写真になってしまい、なかなか調整に苦労しました(^^;。

正直なところ、物珍しさだけで食べるには、もったいないくらいのラーメンと丼なのですが、どうしてもその「物珍しさ」感がラーメン自体の評価を上げるのか下げるのか、何とも評価のしづらいお店だと思いました(^^;。

味そのものは文句なしにオススメ出来るラーメンだと胸を張って言えるのですが、後から来たお客さんが、「ここ、ラーメン出してるの~!?」、と叫んでいた、それが至言であり全てを表しているのだと思いました(^^;。

ちょっと一人では入りにくいお店ですし、気心の知れた仲間同士で行くには問題ないですが、昼食に作業着でふらりと…と言うのは気が引けます(^^;。

凄く美味しかったので、なんとか、また行きたいのですが……(^^;。

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